【“リーダーが語らない組織”は崩れる】Vol.2
Vol.2|なぜ“語れないリーダー”が増えたのか
〜完璧主義と正解主義が、言葉を奪っていく〜
Lead Correctの山本です。
前回は「語らないリーダーのもとでは、組織が“作業集団”になる」という話をお届けしました。
今回はさらに一歩踏み込んで──
なぜ今、“語れないリーダー”がこんなにも増えているのか?
その背景と構造に火を灯していきます。
「語れない」には理由がある
部下の前で、経営層の前で、うまく言葉が出てこない。
想いはあるのに、話すとなると口が止まる。
そんなリーダーは、実は少なくありません。
よくある理由はこの3つ。
1. 「何を言えばいいか分からない」
→ 語る内容が整理できていない/想いが言語化されていない
2. 「どう言えば伝わるのか不安」
→ 話し方、伝え方の“正解”を求めすぎて動けない
3. 「変に思われたくない」
→ 評価や立場を気にして“安全な沈黙”を選んでしまう
この3つに共通するもの
それが「正解主義」と「完璧主義」です。
正解を求めすぎると、人は語れなくなる
現代のリーダーは、常に「正解を出すこと」を求められます。
• 「どの方針がベストか?」
• 「どう言えば一番響くか?」
• 「ここで何を話すのが正解か?」
…でも考えてみてください。
現場には“答えが決まっていない問い”の方が圧倒的に多い。
言葉とは、正解を届けるものではなく、
想いを届けるもの。
にもかかわらず、“間違えたくない”というプレッシャーが強すぎると、
人は「無難」か「沈黙」を選ぶようになります。
リーダーの「沈黙」は、現場に“意味のない安心感”をつくる
語らないリーダーの元では、
部下も「深く聞く必要がない」「自分で考えなくてもいい」と感じるようになります。
そして、組織はこうなる。
• 空気は穏やかだけど、実は何も動いていない
• 表面的なやりとりだけで、本音が交わされない
• リーダーも部下も“ただ場をやりすごす”プロになっていく
この静かな組織崩壊は、
「言葉がないまま、みんなが距離を保っている」状態です。
だからこそ、語るリーダーには“勇気”が必要
• 正しいことを言おうとしなくていい
• 完璧な話じゃなくていい
• 言葉に詰まっても、心が伝われば十分
リーダーが語ることは、自分の在り方を差し出すことです。
だから怖い。だからこそ意味がある。
火を灯すまとめ
語れないリーダーは、悪いわけじゃない。
ただ、「語らないことに慣れてしまった」だけ。
でも、組織が動き出すのは、
誰かが“語り始めた瞬間”から。
完璧な言葉よりも、不器用でも本音の言葉を。
あなたの“語り”が、現場の温度を変える。
次回予告:
Vol.3|「語らないリーダー」は部下の火を消している
──発信しない上司のもとでは、“本音の往復”が生まれない。
──株式会社Lead Correct
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