【嫌われる勇気】 Vol.3
「“頑張る”と“努力”は、まったく別物」
こんにちは、株式会社Lead Correctの山本です。
本音で生きることの怖さと向き合った前回に続き、今回はいよいよ、
「頑張る」と「努力」の決定的な違いについて触れていきます。
このテーマ、研修でもよく話すんですが、ほとんどの人が混同してる。
でもね、この違いに気づくだけで、“自分らしく生きるスイッチ”が入るんです。
●「頑張る」は外向きのエネルギー
まず、「頑張る」という言葉。
これは、“頑なに張る”と書きます。
つまり、自分を固く張り詰めた状態。
そしてその背景には、誰かの期待や評価を満たすためという、外向きの矢印がある。
•「ちゃんとしなきゃ」
•「失敗したらどうしよう」
•「認められたい」
頑張ってる人って、一見エネルギッシュに見えても、
よく見ると肩に力が入りすぎてたり、苦しそうだったりするんです。
「頑張らなきゃ」って言葉を、口にするたびに、自分の本音を押し殺してしまっている可能性がある。
●「努力」は内から湧き出すエネルギー
一方、「努力」
漢字をよく見てください。
「努める」+「力」=努力。
そして“努める”という字は、「女」+「又」+「力」。
これ、実は出産を象徴する漢字なんです。
つまり、命を生み出すような、内側からの自然なエネルギー。
努力してる人って、
• 周りにどう思われるかじゃなく、
• 自分のやりたいこと・成し遂げたいことに向かって、
• 純粋に注力してる人
誰かに褒められるためじゃなく、
「私はこれがやりたい」から動いている。
だから、苦しそうじゃなくて、どこか楽しそうに見える。
●“頑張ってる人”が報われない理由
頑張ってる人って、実は“他人の期待”という幻想を追いかけてる場合が多い。
• 本当はやりたくない仕事だけど、「迷惑かけたくないから」続ける
• 言いたいことを我慢して、「空気を読んで」笑ってる
これって、自分の命を「他人の評価」に預けてしまってる状態なんですよね。
だから苦しいし、報われないし、いつか限界が来る。
●自分に戻るには、「努力」へのスイッチが必要
「頑張る」の世界から、「努力」の世界へ移るには、まず意識の矢印の向きを変えること。
• 誰かのためにやる → 自分が望むからやる
• 評価されるために動く → 喜びを感じるから動く
ここが整うと、自然と“やる気”や“行動”が内側から湧いてきます。
やらねばならない から やりたい に変わる。
努力は、自分らしく生きる人の特権なんです。
【本日のまとめ】
✅ 「頑張る」は他人軸、「努力」は自分軸
✅ 頑張る人は評価に縛られ、努力する人は命を燃やしている
✅ 苦しそうな努力は“頑張り”になってるかも。矢印の向きをチェック!
次回予告:
Vol.4|「“合わせる”をやめたら、人間関係がラクになった」
人に合わせすぎる人生から、卒業しよう。
「いい人の仮面」を脱ぐ、その一歩とは?
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