【嫌われる勇気】 Vol.2
「なぜ“本音”で生きるのは、怖いのか?」
こんにちは、株式会社Lead Correctの山本です。
前回のVol.1では、「いい人なのに報われない理由」について書きました。
その根っこにあるのは、他人軸で生きることの限界でしたね。
ではなぜ、僕たちは“いい人”をやめて、“本音”で生きようとするときに、
こんなにも怖さを感じるのでしょうか。
今回は、その「恐れ」の正体を紐解いていきます。
●「本音で生きる=嫌われるかもしれない」という刷り込み
子どもの頃から、「素直な感情を出すこと」に、無意識のブレーキをかけられてきた人が多いんです。
• 泣いたら「泣くな」って言われた
• 怒ったら「我慢しなさい」って言われた
• 嬉しくてはしゃいだら「静かにしなさい」って叱られた
こうして僕たちは、「感情を抑える=正解」という思考回路ができあがっていく。
つまり、本音は“出してはいけないもの”という認識が、いつの間にか心に根付いてしまってる。
恐れの正体は、「過去の記憶」
本音で伝えて、受け入れられなかった記憶って、たいてい誰にでもあるんですよね。
• 好きって言ったのにフラれた
• 意見を言ったら笑われた
• 本音を語ったら否定された
こういう“痛みの記憶”が、
「また傷つくかもしれない」という恐れとして、今の自分の行動を制限してしまう。
でも、その恐れを今も握りしめている限り、
本音の自分で生きることはできない。
●「本音」は出せば出すほど、人生が軽くなる
本音を出せば、傷つくかもしれない。
でも出さないと、自分がどんどん見えなくなっていく。
本音とは、言い換えれば自分の存在証明。
抑え込めば抑え込むほど、人生が“自分のものじゃない感覚”に包まれていく。
でも、本音を一つ出すたびに、自分の世界が少しずつ整っていくんです。
•「できない」と言えたら、関係が楽になる
•「嫌だ」と伝えたら、境界線が引ける
•「やってみたい」と口に出せたら、チャンスが動き出す
本音を出す勇気は、自分を取り戻すための第一歩。
●本音は、他人のためではなく「自分のため」に出す
多くの人は、本音を出す=相手をコントロールしようとしてしまう。
「分かってほしい」
「理解してほしい」
「受け入れてほしい」
でもそれは、本音の使い方を間違えてる。
本音は、自分のために出すもの。
相手に合わせて出すものじゃない。
自分を知り、自分と繋がるために、
まずは自分に向かって「本音で話す」ことが大切なんです。
【本日のまとめ】
✅ 本音が怖いのは、過去の「傷ついた記憶」が原因
✅ 本音を出すたびに、人生が“自分のもの”に戻ってくる
✅ 本音は、相手のためじゃなく「自分のため」に出す
次回予告:
Vol.3|「“頑張る”と“努力”は、まったく別物」
苦しんで生きるか? たぎる想いで生きるか? 意識の矢印の向きから見えてくる、真の自分軸とは。
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