【変わりたいのに変われない人へ 】Vol.4
─ 「正しいことをしてるのに報われない」と感じるあなたへ ─
こんにちは、Lead Correctの山本です。
このシリーズでは、「変わりたいのに変われない」と感じている方へ、
その“根底にある感情”や“無意識のブレーキ”を解き明かし、
変化への一歩をサポートする視点をお届けしています。
今回は、多くの真面目な人がぶつかるテーマ。
「正しいことをしてるのに、なぜか報われない」という感情です。
■ 正しい努力をしてるのに、成果が出ない…
• 約束は守ってきたし、人にも丁寧に接してきた
• 仕事も一生懸命、遅くまでやってきた
• 上司の言うことも、きちんと聞いてきた
• 空気も読んで、周囲の調和を乱さないように振る舞ってきた
それなのに、なぜか評価されない。
うまくいっている人は、もっと“自由にわがままに”生きているように見える。
「なんで？」と、心の奥にモヤモヤが残る。
■ その“正しさ”、誰の基準？
ここで問いかけたいのがこれ。
「その“正しさ”は、誰の価値観？」
実は多くの人が、
「親に教わったこと」や「先生に言われたこと」を
無意識に“人生の正解”としてインストールしています。
•「人に迷惑をかけてはいけません」
•「ルールは守りましょう」
•「頑張っていれば、いつか報われます」
もちろん、間違ってはいない。
でもそれは“社会で問題を起こさないためのマナー”であって、
人生の幸せを保証するレシピではないんです。
■ 「報われない苦しさ」の正体
報われない…と感じるとき、
本当に苦しいのは“努力が足りない”ことじゃない。
「私は、ずっと我慢してきたのに」
「なんで、あの人は自由にやって認められてるの？」
つまり、苦しさの本質は
「ずっと“自分を抑えてきたこと”に対する怒りと悲しみ」なんです。
■ 報われない人の共通点：「他人評価」で動いている
ずばっと言います。
“報われない努力”とは、他人評価で動いている努力です。
「これをすれば認められる」
「怒られないように、こうしておこう」
「空気を悪くしないように、あえて黙っておこう」
それって、全部
“自分のため”ではなく、“誰かのため”に動いてる。
つまり、自分の人生を生きてない。
■ 報われる人は、「自分がやりたいかどうか」で選んでる
逆に、報われてるように見える人の共通点はこれ。
「私はこれをやりたい」
「こうしたいからやってる」
たとえ嫌われても、
それでも自分の想いを選んで動いてる人は、
そのエネルギーが周りに伝わって、仲間が集まり、チャンスが巡ってくる。
■ 「報われたい」から「私が報いる」に変える
ここで視点を変えてみましょう。
「誰かが私を認めてくれる」ことを待つのではなく、
「私が私を認めてあげる」ことから始める。
これが、自分軸への転換です。
• 自分で「頑張ったな」と声をかけてあげる
• 自分に「好きなことしていいよ」と許可を出す
• 自分に「そんなに我慢しなくていいよ」と優しくする
自分が“報いる”ことを始めた時、
外からの評価は不思議と後からついてきます。
■ 今日の一歩：「他人評価の努力」を見直す
そんな悩んでいるあなたに
今日から出来るワークをお伝えしましょう。
① 最近がんばってることを3つ書く
② それぞれに、「それ、誰のため？」と問いかけてみる
③ 「私がやりたいからやってるか？」を再確認する
是非、取り組んでもらえたらと思います。
Vol.5では、
いよいよシリーズのラストとして、
「どうしたら、変わることが“当たり前”になるのか？」をテーマにお届けします。
報われない努力に、サヨナラを。
これからは、
「報われるかどうか」じゃなく、
「報いてあげたい自分のために」生きていきましょう！！
株式会社LeadCorrect
〒541-0057 大阪市中央区北久宝寺町2丁目6-1 RE-017 404