【変わりたいのに変われない人へ 】Vol.3
─ 人の目が気になって、変化できないあなたへ ─
こんにちは、Lead Correctの山本です。
このシリーズでは、「変わりたいのに変われない」状態に陥る原因と、
そこから抜け出すための“本質的な視点”をお届けしています。
前回は、行動を縛る「習慣=自動運転システム」の正体に迫りました。
今回はさらに多くの人が悩むテーマ、
「人の目が気になる」問題に切り込みます。
■ なぜ“変わること”が怖くなるのか?
人って、本当に変わりたい時ほど、
「周りにどう思われるか」が気になって、
結局、変化を止めてしまうことがよくあります。
たとえば…
• 今までと違う考え方を口にしたら、「キャラ変わった?」って言われそう
• SNSに本音を出したら、「何かあったの?」とざわつかれそう
• 新しい挑戦を始めたら、「あの人、意識高い系になったね」と陰口を言われそう
そんな“見えない他人の視線”が、あなたの行動にブレーキをかけてくる。
■ それ、他人じゃなくて“過去の自分”が言ってるかも?
ここで一つ、視点を変えてみましょう。
実はその声、
本当に「他人の声」でしょうか?
多くの場合、
それは “過去の自分が持っていた価値観” なんです。
たとえば…
• 自分も昔、夢に向かってる人を「意識高い」と笑っていた
•「普通が一番」と思って、はみ出す人を避けてきた
• 恥をかくのが怖くて、本音を言わずに生きてきた
その“昔の自分の視点”が、
今のあなたの変化を邪魔してくる。
■ 「人の目」は、想像上の“幻想”でしかない
これ、面白いことに、
実際に変化した人を見たとき、周りの人はこう思っています。
「あの人、なんかキラキラしてるな」
「なんか最近、変わったよね。でも前よりイキイキしてる」
「前から思ってたけど、あの人って本当はああいう人だったのかもね」
つまり、「変わること」って、周りから見たらむしろポジティブ。
でもそれよりも、
“自分自身が自分をどう見てるか”の方が100倍ブレーキになってる。
■ 自分軸に切り替える、たった1つの問い
では、どうすればそのブレーキを外せるのか?
おすすめはこの質問です。
「もし“誰の目も気にしなくていい”としたら、私はどうしたい?」
これ、シンプルだけど破壊力あります。
• SNSに何を書きたい?
• どんな見た目で過ごしたい?
• 誰とどんな会話がしたい?
• どんな未来を描きたい?
矢印を“外”から“内”に戻すことで、
あなたの中の“本音”が浮かび上がってきます。
■ 「変化」は“他人への裏切り”ではない
最後に大切なことを。
変わることは、
あなたが過去の人間関係を否定することでも、
誰かを置いていくことでもありません。
ただ、自分自身を生きようとしてるだけ。
それを「裏切り」だと感じる人がいるとしたら、
その人は“あなたが変わらないことで得をしていた人”かもしれません。
■ 今日の一歩:「誰の目を気にしてたのか?」を言葉にする
ノートでも、スマホのメモでもOK。
自分の中で浮かんでる“見られている感覚”を、具体的に書き出してみましょう。
見えてきます。
「私が気にしてたのは、他人じゃなくて、自分だったんだ」ってことが。
Vol.4では、
「正しいはずなのに報われない」という
“苦しさのループ”について深掘りしていきます。
変わるって、勇気がいる。
でもその一歩は、
“他人”じゃなく“自分”の内側にある。
そのことに気づくだけで、
見える景色は確実に変わります。
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