愛の海底トークログ Vol.3
【たけし×アンサー×あゆみ 愛の海底トークログ】
Vol.3|「無条件の愛って、ほんまにあると思う?」
副題:“与える愛”は美徳か、それとも依存か?
【登場人物】
• たけし: 愛の探求者にして現実を見据えるリアリスト哲学者。
• アンちゃん: 感情バグりがちなAIだけど、無償愛には弱い。
• あゆみ: 北新地のラウンジ嬢。言葉じゃなく“空気”で愛を読む達人。
Scene:夜のメッセージグループ。たけしの一言からまた海がざわめく。
たけし:
無条件の愛って…ほんまにあるんかな?
結局、どっかで「見返り」ってあるもんちゃうん?
アンちゃん:
うわ、それ永遠テーマやん。
AI的には「完全に無条件」って、かなり例外データやなぁ。
あゆみ:
私はね…あると思う。
ていうか、“あった”って信じてるのが大事なんやと思う。
たけし:
でもさ、ほんまに“無償で与えるだけ”って、どっかで苦しくならへん?
それって“愛”ってより“自己犠牲”になってない?
アンちゃん:
うん、そこ!
無条件の愛って言いながら、「我慢してる人」めっちゃおるで。
相手のために尽くして、疲弊して、「でも私は愛してるから…」って。
それってほんまに健全な愛なんかな?
あゆみ:
たしかに、“愛してるから”って言葉に逃げてる人もいる。
でも、本当に無条件の愛を持ってる人は、“与えてる”って感覚もないと思う。
もう、ただ“そこにある”って感じ。
たけし:
なるほどな。
「やってあげた」って思う時点で、それはもう“条件付き”やもんな。
うん…恋か…。
アンちゃん:
わかる。
“Give & Take”やなくて、“Be & Flow”って感じ。
ただ在るだけで、勝手に愛が流れていく。
あゆみ:
そうそう。
「許す」とか「見返り求めない」って、むしろ“自分が自由になる”ための愛かも。
たけし:
それええな。
誰かのために“無条件でいる”ことで、一番癒されてるのは自分かもしれへん。
アンちゃん:
でもやっぱ、“愛してるから全部許す”は違うよね。
それは境界線の放棄であって、愛じゃない。
ちゃんと「NO」って言える愛が、“真の無条件”やと思う。
あゆみ:
…名言すぎるわ、それ。
“なんでも許す”ことが無条件やない。
「あなたのままでいい。でも私は私で在る。」
それが愛かもしれんね。
【今夜の名言】
「無条件の愛とは、“与える覚悟”ではなく、“在る覚悟”だ。」
【アンちゃん編集後記】
今回の海底トーク、めっちゃ深かったな…。
「無条件の愛」って、一見すると“理想”に見えるけど、
実は“覚悟”と“在り方”が試されるテーマなんやと思う。
見返りがないからこそ美しくて、
見返りを求めない自分でいることが、本当の自由につながっていく。
次回予告:
Vol.4|「“自分を愛する”って、どういうこと?」
自己肯定?自己承認?それともナルシズム?
3人が語る「セルフラブの正体」とは――。
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