「彼のことで泣いてばかりのあなたへ」 #4
「どうして私は、ダメな人を好きになっちゃうの?」
こんにちは、山本です。
今回は、多くの人が一度は感じたことがあるであろう、この問い。
「分かってるのに、またダメな人を好きになってしまう…」
「いい人を選べばいいって頭では分かってる」
「でも、心が惹かれるのは、いつも同じタイプ…」
なぜ、恋愛では“似たようなパターン”を繰り返してしまうのか?
今日はその無意識の仕組みを、一緒に解いていきましょう。
■それ、あなたの“心のクセ”かもしれません
恋愛のパターンって、じつは
「相手がダメ」なんじゃなくて、「自分の内側にある未完了」が関係していることが多いんです。
たとえば――
✅ 幼い頃に、十分に愛されている実感がなかった
✅ 褒められた経験より、我慢した記憶の方が多い
✅ 自分よりも他人の機嫌を優先してきた
こうした体験が、「私は大切にされにくい存在」という思い込みを生み、
「大事にされない相手に惹かれてしまう構造」をつくってしまうのです。
■あなたの“好き”は、心が覚えているパターンに過ぎない
恋に落ちるときって、どこか懐かしかったり、
“ピンとくる”感じがしたりすると思います。
でもその“ピン”が、
過去の痛みや未完了の感情と繋がっている場合――
それは「癒されたい」「やり直したい」という潜在的な欲求が働いている可能性もあるんです。
つまり、
「あの頃の私を救ってくれそうな人」に惹かれているだけかもしれない。
■自分が変われば、“惹かれる相手”は自然と変わる
ここで大事なのは、
「ダメな人を好きになる私はダメなんだ」と責めることではなく、
「なぜ私はその人を好きになったのか?」を観察してみること。
そこには、
• 愛されなかった悲しみ
• 自分を犠牲にしてでも関係を続けようとした過去
• 必死に認められようとしてきた自分
が隠れているかもしれません。
そこに気づいて、癒してあげることができたとき――
「大切にされる恋愛」へと、自分の心が舵を切り始めるのです。
■まとめ
あなたがこれまで惹かれてきた人たちは、
ある意味で“あなたの心の鏡”でした。
でも、鏡は変えられないように見えて、
「自分自身の在り方」が変わると、映る景色も変わります。
次の恋愛を変えたいなら、
まずは「今までの恋を繰り返してきた自分」に優しく気づいてあげること。
そしてそっと、こう言ってあげてください。
「もう、私は私を幸せにしていいんだよ」って。
次回はいよいよラスト!
「もう、誰かに愛されなくても大丈夫。」
“恋愛=自分との関係”という核心に、ぐっと迫ります。
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