「彼のことで泣いてばかりのあなたへ」 #2
「都合のいい女になってしまう理由」
こんにちは、山本です。
前回は、“好きなのに苦しい”という感情の奥にある、
「本当は自分を信じたい」という想いに触れました。
今回はそこから一歩進んで、
「どうして私は、また都合のいい存在になってしまうの?」
そんな悩みに寄り添っていきます。
■「嫌われたくない」が、いつも優先されてしまう
• 本当は会いたくないのに、「うん、大丈夫」と言ってしまう
• 深夜の呼び出しにも応じてしまう
• 恋人ではない曖昧な関係をズルズル続けてしまう
これって、どこかでいつも
「嫌われたら終わり」「好かれてさえいれば価値がある」
という感覚に支配されているからなんです。
だから、気づけば
「自分を優先できない恋」を繰り返してしまう。
■あなたの優しさは、“我慢”と引き換えじゃなくていい
「優しいね」って言われたい。
「いい子だね」って思われたい。
それは決して悪いことじゃないし、
その優しさは本物なんだと思います。
でも…
その優しさが、“我慢”や“自己犠牲”のうえに成り立っているとしたら?
それは、相手にとっても、自分にとっても、
本当の意味で“優しさ”ではなくなってしまうんです。
■都合のいい関係には、都合のいい理由がある
実は、都合のいい女になってしまうのは、
相手のせいだけじゃない。
そこには、自分の中にある
「愛されるためには、これぐらい我慢しなきゃ」という古い信じ込みが関わっていることも。
たとえば過去の経験や、育ってきた環境の中で――
・空気を読むこと
・相手を優先すること
・怒られないように振る舞うこと
が“愛される手段”だった人は、無意識に恋愛でも同じパターンを繰り返してしまいます。
■あなたがまず許すべきは、「自分の本音」
恋愛で自分を守るために大事なのは、
まず、「自分の本音を否定しない」こと。
「寂しい」
「ムリしたくない」
「本当はもっと大事にされたい」
っていう、
素直な気持ちを否定しないこと。
それができたとき、
都合よく扱われる恋愛から、
“対等で大切にされる関係”へと変わっていく準備が始まるんです。
次回は、
「重いって言われた…私、間違ってたのかな?」をテーマに、
感情の扱い方と“愛されたい”の正体について見ていきます。
株式会社LeadCorrect
〒541-0057 大阪市中央区北久宝寺町2丁目6-1 RE-017 404