なぜ人間関係はうまくいかなくなるのか? #4
「“友達がしんどい”と感じたとき、自分に起きていること」
こんにちは、山本です。
今回は、“恋人でも家族でもない”、でも確かに感情が揺れる存在――「友達」について掘り下げていきます。
「最近、あの子と話すのしんどいな…」
「会ったあと、なぜかどっと疲れてる」
「悪い人じゃないけど、なんか距離を置きたくなる」
こういった感覚、実は多くの人が抱えているものです。
■友達=「関係をやめにくい存在」
恋人なら別れられる。
職場なら異動できる。
家族なら距離を置ける。
でも“友達”は、線引きが曖昧だからこそ、
「断ったら悪いかな」
「気まずくなりたくない」
と、無理に合わせ続けてしまうことが多いんです。
■しんどさの原因は、「役割を演じ続けている」こと
友達関係がしんどくなるとき、
その裏には多くの場合、「自分が自分でいられていない」という感覚があります。
• 聞き役ばかりになって疲れている
• 盛り上げ役を頑張りすぎている
• 相手に合わせすぎて、本音を言えていない
それはつまり、“無意識に演じている役割”が、限界に来ているサインなんです。
■「いい人をやめる勇気」が、自分との関係を整える
人は誰でも、「嫌われたくない」「空気を乱したくない」という思いがあります。
でも、その思いが強くなりすぎると、
「自分より相手を優先するクセ」が染みついてしまう。
その結果、
✅ 自分の感情に鈍くなり
✅ 無理して付き合い続け
✅ 最終的に爆発 or 音信不通
となるパターンも少なくありません。
■感情は、“違和感”という名のナビゲーター
友達との関係にしんどさを感じたとき、
それは「相手が悪い」というより、「自分との関係を見直す時期」かもしれません。
✅ その人といるとき、自分は“どんな役割”をしている?
✅ “自分らしさ”を出せている?我慢してない?
✅ そもそも、今の自分が本当に求めてる関係性って何?
この問いに向き合うことが、人との関係を整える前に、自分を整える時間になります。
友達との関係にザワついたときこそ、
「自分とつながるチャンス」かもしれません。
そして本音で関われる関係は、
無理なく自然に続いていくものです。
次回は、いよいよ最終回!
「すべての人間関係は、自分との関係から始まる」をテーマにお届けします!
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